2012年01月31日
車のキーの調子が悪いご来店のお客様です。平成15年製のトヨタマークⅡの合鍵が調子悪いので、見て欲しいとの依頼です。近くのホームセンターで製作した合い鍵だそうです。実車でテストした所、逆向きに差すと回らない症状がでます。
ピンボケ写真ですみません。この写真では分かりにくいのですが、ピッチ(微妙にづれている)が上下対象ではありません。サンプルキーに合わせるとどちらかがずれています。鍵山は正しくカットされてますが、片方のピッチが正しくないので、正しい方で合鍵を作製した所、どちらから入れても調子よく回るようになりました。この合鍵を作製した時、片側は正常にセットされ残りの片側をカットするときに位置がづれてしまったと思われます。恐らく、この鍵を作製したお店に何故調子が悪いのですかと聞いても、原因を答えられないと思う。合鍵作製は合鍵屋さんでは無く鍵の専門店で作製するのが良いと思われます。

上下同一キーのピンシリンダーが付いてます。写真だと上下同じタイプのシリンダーが付いていると思われますが、上下の形状が違うタイプです。上の錠前はガードロック付き本締錠で下の錠前は本締錠です。
←上のシリンダーです。
←下のシリンダーです。
917リプレ-スシリンダーに交換しました。ミサワホーム用のシリンダーはセキスイ仕様のタイプでは取付ができません。ミサワホーム仕様のシリンダーはカンザシ穴も無く、後部から2本のM4X40の細いビスで取り付ける。セキスイ仕様はM5のビスになっている。ハウスメーカーはオリジナルにこだわっているんでしょうか?セキスイもミサワホームも仲良く同じタイプにしてくれれば鍵屋は在庫が少なくて済むのですが・・世の中、儘ならない。
メインボディを外すとリーダーからのケーブルが無理に出てくる。角芯に触れる恐れもあるのでマジックインクで斜線を引いた部分をカットして拡げる事にした。
写真の様に拡げました。
チューブラーの部分は開閉時に上下に出っ張りが出てくるので、この部分にケーブルが当たるとトラブルの原因になり、酷いものはケーブルが断線して破錠したパターンもあるそうです。ケーブルも細いビニール線の上にヒシチューブの様な被覆がされており、ゴワゴワして使いづらいので、もっとフレキシブルになる様に改良してほしいと思います。再度組み直して動作チェックを行った所、気持ちよく動作しているが、今度はいつ故障するのか心配です。アルファのEDロックの様に10年経っても一度もお呼びがかからない様な商品を販売して貰いたいと切に願ってます。こんなに何度も呼び出される商品はキードクターから見ると未熟な商品と言う感じがする。お客様にも最初から未熟さが分かっていれば、お勧めしなかったのですが、少し残念な結果になりお詫びを申し上げる次第でした。メーカーは現在製造されているインターロックは発売当時の商品より色々な面で改良されているから大丈夫だと言ってますが・・・考えてしまいます。
UPすると→
エスカッションを取り付ける為に使用したリベッターの頭の色が若干気になりますが、黒の艶消しのペイントも剥がれていません。これからも末長くお使いください。ありがとうございました。
他の部屋はアクト錠が付いているが
この部屋だけは美和のU9PMKが付いています。このお客さんは初老の方で背が低い、錠前の位置も若干高いので、鍵の穴に対して水平に入れる事が上手く出来ない為、夜などは大変困るらしい。錠前の位置を下げる事は出来ないので、提案としてはディンプルシリンダーに交換すれば大分良くなると伝えて様子を見てもらう事にしました。正直U9タイプの鍵は入れにくいのでURタイプのJ型等が発売されているが鍵折れが多く集合住宅には、あまり普及していない様です。
少し古めの◎◎ハウスの集合住宅です。
ショーワロックの516が付いている。ピッキングでも破錠でもどちらでもOKだったのですが、幸か不幸かキードクターの出番は無く幕は下りてしまいました。この様なパターンは年間で数件あり、鍵屋の商売をしていると仕方が無いのです。特に鍵屋さんでも車のインロック開けとか家の解錠等をメインにしている業者は、キャンセルがこんな程度の数では収まりません。現場を去り次の現場に向かう事にする。
古いシリンダーを外して
交換完了です。GOAL V18タイプの鍵が6本付属しています。この様なシリンダー交換は納期が1ヶ月程かかりますので、シリンダー交換は余裕を持ってご注文ください。


外したJN-J-TE22シリンダーです。正確にはTE-26がピタリ合います。U9TE22型の2ロックもありますがTE26型を取り付ける事にしました。
交換完了しましたが、ステンレス色でも、それ程違和感がない感じがします。お客様は交換して安心した模様です。
半田ごて・半田・半田吸い上げ器を用意してプリント基板からスイッチを外す。スイッチはB接点(押すとOFF)を使用しているがNGのスイッチはB接点が入らない状態になっています。

左下にある青いボタンのスイッチをファミリーと停止スイッチに移動しました。NGのスイッチ2個を青いボタンの所に入れてしまいましたがB接点を使用している為、問題無いようです。これは鍵屋の仕事ではありませんね。機会があったら新品のスイッチを手に入れて交換すれば完璧になります。これより鍵屋の本業の仕事を始めます。
キーブランクの選定をしてシリンダーの内筒を抜き鍵山を読み取った。
鍵山を付けたらシアーラインが揃い完成した。
4個が全て順調に回転した。冬になると、この仕事が発生する。これでお客様は安心してスキーに出かけられる。
部室の横に自販機が設置されている。
錠前を外すと内外の障子がピタリと合わない。
溝を清掃したら、こんなに沢山泥が集まった。折れた鍵を何とか抜き取って錠前を取り付ける。
錠前も砂状の異物が沢山付着しているのでパーツクリーナーで清掃してグリスアップした。
内部からカンザシを差し位置だしをして取付完了。
シリンダーの後部が分解できないので2㎜のドリルで小さな穴を開けた。
針金を通して鍵を押し出す。成功した様だ。皆さんは真似をしないでください。タマタマ今回は上手く行っただけです。
組み立てをして鍵を入れてテストをした所、調子よく開閉が出来る。こんな、ヘンチクリンな鍵抜きをしたのは初めてで、もう2度としないだろう。錠前の手配をしたりして時間がかかると戸締りも出来ないので、なんとか今日中に終わらせようと発想した結果がこれだ。疲れました。(;一_一)


女性スタッフが担当してメインをインプレッションする。4段差7枚M408を使用してサクサクと製作してしまいました。
メイン・ガスキャップ・ハンドルロック・メットホルダー全て順調に回った。どこのバイク屋さんも最近は若い者がバイクに乗らなくなったので売れないと言っている。横須賀市の人口推移も平成15年をピークに現在では一万五千人位減少し現在は416,000人である。日産自動車・ビクター・関東自動車等が撤退したのも原因になっている。転入者より転出者が毎月増えているようだ。当市の外国人登録では何故かフィリピンが1位そして朝鮮・韓国が2位次は中国が3位で米国と続く。賃貸住宅等も余り気味で空室が中々埋まらない。人口は2004年頃から自然減になってきた。死亡者より出生者の方が少ない。これから高齢化社会に向かい更に人口が減ってくると思われる。鍵屋の仕事もいつまで続けられるか分からないが、とりあえず頑張るしかない。
鍵穴を見ると殆ど使用されてない感じがする。破錠して鍵穴から強引に解錠した。
既存のストライクと新しいDN-1のストライク板を比較すると既存のストライクは幅(穴の幅)が狭いのでストライク板も交換する事にした。新しいものはビスピッチ・幅(穴の幅)が広い。ストライク板の幅が25㎜→23㎜に削り取り付けたところ非常に調子よく締まる。セコムに鍵を渡す関係で、裏口の鉄扉のシリンダー(ディスクタイプ)を交換する事にした。U9LAシリンダーを店の入り口と同じ鍵山に組み換える。
裏口鉄扉と交換したBHNのケース。これでこの現場を去る事にして、次の現場に向かう。いつもの不動産屋さんからの依頼で古いアパートに玄関の鍵交換である。現場に行ったら、思わず笑ってしまいました。
空室とか退去と書いてあれば分かりますが・・・・
鍵の穴を見るとミワロックの67HMの鍵穴の様に見えた。正直言って苦手な鍵穴だと思いこむ。ピッキングを開始すると簡単に左に回ったが施錠方向だった。渦巻きテンションを使い一瞬で右に回したら解錠した。先端を回さなくても開いてしまったので美和ロック製では無いと分かった。
ゴールのインテグラル錠だった。
玉座を交換して仕事終了。不動産屋さんに鍵を届けに行き、忘れた鍵を出してもらい外した玉座の鍵穴に入れチェックして見た。間違いなく交換した部屋の鍵だった。
何と鍵はH55だった。最近のH55を使用している鍵穴とは相当イメージが違う。初期の物なのだろうか?H55はウェハータンブラー錠ですが、このシリンダーはディスクタンブラーの様に感じた。少し珍しいシリンダーなので保管する事にした。
シャッターキーが閉っているのでメットホルダーの鍵穴をインプレッションしてキーを作製した。
シャッターキーを作製する。手慣れているので即、完成した。
シャッターキーとイグニッションキーが完成した。このバイクはバッテリーを外すのにカバーが外れていた。軽トラにラダーをかけ「せ~の」で積み込んだ。持ち込みは今年になり3台目になる。最近は出張での作製はあまりヤル気が起きない。寒いので・・・・「甘ったれるな~」と言う声が聞こえてきそう。
トヨタ純正風とか純正品質等と謳い文句にして販売しているようだ。これもシナクォリティでしょうか?怪しげなトヨタマークが入っている。当店としては純正キーとして扱い鍵山を付ける事にした。ブレードはクローバー社のものが付いていた。鍵山を付けたところ大変調子よく回った。今後はキーブランクの持ち込みはお断りするつもりでいるんですが、他店でやってもらえないので可哀そうになり、つい仕事をしてしまう。
キーシリンダーの入り口が部分的にピカピカ光っているのは何だろう?鍵の抜き差しで、こんなに削れる筈がない。ミワロックのU9タイプのサムラッチ錠に交換する。
交換が無事終了した。お客様はこれで安心した様だ。シリンダーの入り口が削れていたのは、一体何だったのだろう?気になる仕事でした。
外したチューブラーの部分を大きくUPして見ました。フロントにはGOALの下にTANIYAMA LOCK CO.と刻印されてます。GOAL社の前身は谷山製作所で昭和39年に社名変更でGOAL に改名されたようです。我国で初めての円筒錠「ユニロック」が製造販売されたのもこの時代です。用意したGOAL社の円筒錠US 5Eに交換する。


