不動産関係からの依頼で鍵を入れて回しても施解錠出来ないので見て欲しいとの依頼です。現場は米海軍横須賀基地の近くで築13年位のマンションです。既に入居していた米海軍関係者は退去しており、部屋のメンテナンス中です。現場はミワロックLAタイプ(主錠)とV18を使用した補助錠が付いてます。問題は主錠の旧U9LAが確かに空転してしまっているのと、驚く事に鍵がどこでも抜けてしまい私が現場に着いた時は鍵の入り口が斜めになっており、何だろうと感じました。早速フロントを外しシリンダー固定ピンを抜こうとしたらシリンダー側の固定ピンが1本抜けて無いのです。そしてサムターン側の固定ピンの頭が丸坊主になっているので、誰か素人が「いじったな」と思いつつキーシリンダーを外しました。固定ピンもクタクタに曲がっており無理に叩いて入れたのではないでしょうか?長い事、鍵屋をしてますが、この様なパターンはめずらしいです。

外したキーシリンダーです。旧タイプのシリンダーですから、ど真ん中に小さな穴が開いているタイプです。この写真でもMIWAのマークに対してシリンダーの入り口が平行になっていないのがお分かりになると思います。

なんとシリンダー後部にはテールピースが付いてません。シリンダー固定ピンもクタクタです。

シリンダーを分解したら、なんとロッキングバーが入っていないのと、テールピースを取り付ける部分が割れており、テールピースもありませんので、これでは鍵があっても施解錠が出来ませんね。何故こんな状態になってしまったんでしょうね。当然の事ながら新品交換する事になりました。

この部屋から港が一望でき海の方を見ていたら、その時、艦番号DDH-181ヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」が入港してきました。海自の所有する艦船では一番大きい型ですね。見にくいのですが手前の方に海自の潜水艦が係留されてます。梅雨本番になってきたようですね。梅雨が終わると暑くなりますので、夏バテしないように頑張ろうとおもってま~す。