補助錠の取り付け

ある会社の依頼により補助錠の取り付け工事をしました。入り口のドアーは一般的なマンションと同じ規格のドアーが付いており既存の錠前が付いている部分は内部が鉄板で補強されているのですが、補助錠を取り付けようとする位置には補強等が入っていません。昔、ある医院に泥棒に入られた現場を見て驚いた事があります。補助錠が付いているのに破られ侵入されてしまいました。泥棒にドアーをこじられたら補助錠が取れてしまったのです。どこの鍵屋さんが付けたのか分かりませんが、GOAL社の面付本締錠MD-5(SP5ピンシリンダー)が外れてしまったのです。これを見て驚くだけではなく、業者としての責任の重大さを感じました。それ以来、錠前の選定・取り付けには気を使ってます。今回はミワロックのU9ND2R-1BLを取り付けることにしました。

この錠前のすぐ上にドアーチェーンが付いていますので、チェーンの上に取り付けます。

取り付け穴の加工をします。ドアーの鉄板の厚みは0,7~0,8ミリ位しかありませんので、鋭いもので刺せば簡単に穴が開いてしまいます。ドアーの内部には段ボール状・紙状・グラスウール状の断熱防音材が入っております。泥棒から守るためにはドアーの裏表を鉄板でサンドイッチにして強度が出るようなタイプを取り付けます。外側の化粧板は特殊焼き入れ鋼を使用し、内部の鉄板にはシリンダーの後部に付いているテールピースと言う部品を守る為の鉄製のカバーが付いてますのでドアーに穴を開けシリンダー後部を狙っても開けることは不可能です。

この補助錠は扉たわみ防止装置が付いているので取り付けビスの締めすぎによる扉の変形を防止します。他社が取り付けた補助錠でシリンダーのみが外にポツンと出ているタイプでネジを締めすぎて、へこんでいるのを何度も見たことがあります。シリンダー部分にはパイプレンチ等の工具が使えないようにテーパーをつけてあり、内部のサムターンにはサムターン回し防止装置が付いてますので安心です。

完成です。泥棒もこのタイプの補助錠が付いていると諦めるでしょう。

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