2010年06月06日
異臭がする部屋で金庫開錠
独り者の弟が亡くなったので兄弟立会で金庫を開けて欲しいとの依頼です。日時を決めて約束通りに現場に行ったら門前に兄弟らしき人達が家の前に集まってました。天気が良いので外で日向ぼっこでもしているのでしょうか?男性2名女性2名で50歳位から70歳位の兄弟でした。ご苦労様と言われ、家の中に案内されたら玄関は散らかり放題その上、強力な異臭がするので、窓を開けて欲しいと言いましたら何枚かの雨戸を開けましたが、それでも匂いが強く、何の匂いだろう、仕事を始めるどころではありません。依頼者のお兄さんとか言う方にクレームを行ったら弟さんが持参してきたマスクを新品ですからご使用くださいと支給されました。何故みなさんが外にいたのがよく分かりました。強い異臭の原因は死臭だったのです。亡くなった方のお兄さんの話によると弟さんはいつ亡くなったのかは不明とか言っており、そしてお付き合いしていた人が殆どいなかった為、この様な事になってしまったんでしょうね。女性の案内で、薄暗い2階にある金庫の前に案内されました。暗い部屋の金庫の前には汚れたマットの様なものがあり、その上に座り仕事を始めました。疲れたので、一休みして手を下ろしたところ右手の下の方に白い物があるので、良く見たら白骨化した犬の頭蓋骨ではありませんか、そして自分が座っているマットのようなものは犬の死骸でペシャンコになっているのを知らず座って仕事をしていたのです。薄暗くて良く見えなかったのです。とりあえず‘合掌‘して死骸を移動し作業を続けました。暫くして解錠しましたので金庫内部の確認をして貰いました。

写真は実話に基づき当社内で再現した写真です。座っている座布団のようなものが犬の死骸でタオルを丸めてあるのが犬の頭蓋骨です。想像ですが、飼い主の方が病気か何かで亡くなってしまった為、その後、飼い犬は餓死してしまったんではないでしょうか?現場で合掌して会社に戻りましたが匂いが体中に染みついてしまいシャワーを浴び衣類を全て洗濯に出しました。金庫を外にでも出して置いて下されば、こんな嫌な思いをせずに済んだのですが・・二度とやりたくない仕事です。
- by 岩崎
- at 06:50
- コメント(1)


コメント
犬の死骸を座布団にしていたなんて、生きた心地がしないですね。
冷静さを取り戻さないと、解錠作業もできませんね。
とにかく、私も「あの臭い」はイヤでたまりません。