2010年05月08日
ノブが空転してしまったこの錠前は当社の記録によると2004年ごろ交換した錠前です。その前に同じ錠前が1年10カ月でノブが空転してしまいミワロックにクレームを言ったところ当時、下記の様な書面が送られてきました。当時も現在もノブには工具等を使用して暴力的に回したような跡はありません。ミワロックさんは当時、3カ所分新品に交換してくれました。その中で出入りの激しい所の錠前のノブが最近、再度空転してしまいました。既に6年も経過してますので、クレームとは言えませんので、新規に注文して交換の予定です。
当時、ミワロックから下記の様な報告書を頂いてます。書面には自分たちが製作した商品は絶対悪くないと解釈できます。クレームを付けると結論はユーザーの使い方が悪いとかメンテナンスが良くないとかになってしまいます。クレームに対するテンプレートでもあるんでしょうか?

錠前のタイプはミワロックUR145HMU-4ステンレスバフ仕上げ裏表が同じキーで開け閉めが出来ます。このノブが空転してしまうとのクレームです。写真のノブが空転(外側)してしまいました。防犯上、両面キーにしてあります。この錠前に交換する前は67HMタイプ(両面キー)のバックセット100が付いており20年位は使用したんではないでしょうか。同じく鏡面仕上げのU玉でした。
2004年2月24日にミワロックから頂いた報告書です。
不良調査報告・対策書 美和ロック株式会社 品質管理部 品質保証課
1. 現品の状態
・製造時期:不明
・使用期間:1年10カ月
・使用頻度:1日200回程度
・現品確認
ご指摘をお受けしました通り、ノブが空転することを確認しました。
2.原因調査
現品ノブ内部を調査したところ、ノブを固定しているノブシャフトという部品との結合部が破断していることが判りました。
このため、ノブが空転する現象が発生していました。
本製品は、暴力的なノブのねじりによる不正解錠を防止するため、ノブにある程度(270kgf・cm程度)の回転トルクが加わると、現品のようにノブが空転する構造になっています。
ノブシャフトの破断部を観察しましたが、上記のノブの回転トルクが低下するような寸法不良、傷等の異常は確認できませんでした。
また、ノブとノブシャフトの結合(スポット溶接)についても正常に行われており、結合が弱いものにつきましては、製造工程において研磨(外観磨き)ができないようになっていることから、出荷時点では正常であったものと判断します。
耐久性能につきましては、弊社品質規格によるノブの繰り返し耐久試験において、規定試験回数20万回後の異常は見られず、ノブが空転状態に至らないことを確認しています。
また、ノブの回転方向に過大なオーバートルクを加えて繰り返し耐久試験においても、規定試験回数10万回後の異常は見られず、ノブが空転状態に至らないことを確認しております。
以上のことから、ノブが空転状態に至った原因につきましては、
「ノブに270kgf・cmを超えるような何らか回転トルクが加わった。」
「ノブの回転方向に規程荷重を超えるようなオーバートルクが繰り返し加わるような環境下でのご使用であった。」等が考えられます。このようなことがなったか等、現場での状況についてご情報頂ければ幸いです。
クレームに関して書面で上記の様な回答が欲しいとなるとメーカーは簡単には出しません。一般的にHM系の錠前は20年や30年は軽く使用できると思っていたのですが・・・メーカーさんの言うようにユーザーの使いすぎでしょうか?皆さんはどのように思いますか?
- by 岩崎
- at 05:15
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